nanashinonozomi.com : fudan10u's memorandums , PGPGnuPG
PGP と GnuPG >> GnuPG をインストールする >> GnuPG をインストールする - Linux 編

GnuPG をインストールする - Linux 編

GnuPG を Fedora Core 上にインストールする場合の手順です。
ディストリビューションや環境によっては、出力が異なることがあるかもしれませんが、適宜読み替えてください。

目次

ソースパッケージ編

ソースパッケージ gnupg-(バージョン番号).tar.gz を利用して、 GnuPG をインストールする手順です。

  1. 配布パッケージの存在するディレクトリ (ここでは ~/download/ ) にカレントディレクトリを変更します。

    $ cd ~/download/
  2. アーカイブファイルを展開します。

    $ tar zxf ./gnupg-(バージョン番号).tar.gz
  3. 展開してできたディレクトリにカレントディレクトリを変更します。

    $ cd ./gnupg-(バージョン番号)
  4. あとは、 ./configure → make → sudo make install の定番パターンでインストールします。

    $ ./configure
    $ make
    $ sudo make install

rpm パッケージ編

rpm パッケージを利用して、 GnuPG をインストールする手順です。

ディストリビューション提供の rpm パッケージをインストールする

利用している UNIX 風 OS のディストリビューションで、使用したいバージョンの rpm パッケージが提供されているのであれば、この方法を選択するのが、一番お手軽な方法ではないかと思います。

例えば、 Fedora Core の場合は、

$ sudo yum install gnupg

とすることで、 Fedora Project が提供している最新バージョンの GnuPG をリポジトリから取得・インストールすることができます。

なお、 yum の設定でパッケージ取得に利用するリポジトリを追加している場合には、 Fedora Project 以外から提供されるものがインストール候補に上がってくるかもしれません。 その場合は、注意深く、インストールの可否を判断してください。

ソースパッケージから rpm パッケージを作成してインストールする

利用しているディストリビューションから、使いたいバージョンがリリースされていない場合などには、公式配布されている tarball から rpm パッケージを自作・インストールすることもできます。 rpm のビルドに必要な spec ファイルは、 tarball に含まれていますので、通常は、大きなトラブルもなく終わるのではないかと思います。

一般ユーザの権限で rpm パッケージを作成可能にする

必須の手順ではありませんが、 root 権限で作業するのはなるべく避けたほうが良いだろう、ということで。 必要とお好みに応じて設定してください。

  1. ユーザのホームディレクトリ以下に、パッケージの展開・構築に必要なディレクトリを作成します。

    $ mkdir -p ~/rpm/{BUILD,SOURCES,SPECS,SRPMS,RPMS/{i386,i586,i686,noarch}}
  2. ユーザのホームディレクトリ以下に「.rpmmacros」を作成します。

    $ echo "%_topdir $HOME/rpm" > ~/.rpmmacros

なお、ディストリビューションによっては(例えば Vine Linux では)、 mkrpmdir コマンドを実行することで、必要なディレクトリと .rpmmacros が作成される ようになっている場合もあるようです。

rpm パッケージの作成・インストール

  1. tarball から rpm パッケージを作成します。

    $ rpmbuild -ta --clean ~/download/gnupg-(バージョン番号).tar.gz

    特に問題がなければ、 ~/rpm/RPMS/i386/ 以下に gnupg-(バージョン番号)-1.i386.rpm が作成されるはずです。

    ………が、わたしの環境では、

    rm: cannot remove `/var/tmp/rpmbuild_gnupg-(バージョン番号)/usr/share/info/dir': No such file or directory

    のようなエラーがビルドの過程で発生しました。

    そこで、 gnupg-(バージョン番号).tar.gz をいったん展開し、 gnupg-(バージョン番号)/gnupg.spec の168行目あたりにある

    rm %{buildroot}%{_infodir}/dir

    の行をコメントアウトし、 tarball を再構成。 その後、再度前述のコマンドを実行したところ、今度は無事に(?) rpm パッケージが作成されました。

  2. 作成された rpm パッケージをインストールします。

    $ sudo rpm -Uvh ~/rpm/RPMS/i386/gnupg-(バージョン番号)-1.i386.rpm