目次
インストールする前に
ver.1.4.0 Release Candidate 1 よりも前のバージョンの GnuPG をインストールしている場合は、インストールする前に、
- GnuPG のホームディレクトリをバックアップする
-
念のため、 GnuPG ホームディレクトリ (デフォルトは「C:\GnuPG」, 任意のディレクトリをレジストリで設定している場合は、そのディレクトリ) 以下にある secring.gpg, pubring.gpg などを全てバックアップしておきましょう。
- GnuPG 関連の環境変数を削除する
-
通常は、環境変数 PATH から GnuPG のインストールパス (デフォルトは「C:\GnuPG」, 任意のディレクトリにインストールしている場合は、そのディレクトリ) を削除する程度でしょう。 それ以外に、独自で GnuPG 関連の環境変数を追加している場合は、それも合わせて削除しておきましょう。
- GnuPG 関連のレジストリを削除する
-
通常は、「\\HKEY_CURRENT_USER\Software\GNU\GnuPG」を (環境によっては「\\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\GNU\GnuPG」も) 削除する程度でしょう。
レジストリの操作には、 Windows が起動しなくなる可能性などの危険が伴います。 万が一の場合に備え、データや設定のバックアップを取るなど、必要な措置を事前に講じておいてください。 何らかのトラブルが発生したとしても、わたしは一切責任を負いません。
しておいた方が、トラブルが起きたときに混乱が少なくて良いかも知れません。
インストールする
インストーラを起動する
Administrators 権限を持つユーザで、ダウンロードしたファイル gnupg-w32cli-(バージョン).exe を実行してください。 インストーラが起動しますので、表示されるダイアログの内容に従って、順次作業を進めてください。
インストールディレクトリにパスを通す
インストールディレクトリ (デフォルトは「C:\Program Files\GNU\GnuPG」, 任意のディレクトリにインストールしている場合は、そのディレクトリ) にパスが通っていることを確認してください。
コマンドプロンプトから、
C:\>set path Path=C:\WINNT\system32;C:\WINNT;C:\WINNT\System32\Wbem; PATHEXT=.COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH
として確認します。
もしも、この例のように Path= 行に GnuPG のインストールディレクトリのパスが設定されていない場合は、以下の要領で設定しておきましょう。 例えば、 Windows 2000 に GnuPG をデフォルトの状態でインストールした場合は、
- [コントロールパネル] の [システム] で [システムのプロパティ] ダイアログを開きます。
- [詳細] - [環境変数(E)...] - [システム環境変数(S)] で [新規(W)..] を押下します。
- [新しいユーザ変数] ダイアログの [変数名(N):] に「PATH」を [変数値(V):] の先頭に「C:\Program Files\GNU\GnuPG;」を追記したあと [OK] を押下してダイアログを閉じます。
- [システムのプロパティ] ダイアログを [OK] を押下して閉じます。
設定後、同様にコマンドプロンプトから、
C:\>set path Path=C:\WINNT\system32;C:\WINNT;C:\WINNT\System32\Wbem;C:\Program Files\GNU\GnuPG PATHEXT=.COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH
として確認します。
インストール後の作業
バックアップしておいたホームディレクトリの内容をコピーする
インストール前に既存のホームディレクトリの内容をバックアップしておいた場合は、それらを新しいホームディレクトリ (デフォルトは「C:\Documents and Settings\(ログオンユーザ名)\Application Data\GnuPG」) に全てコピーしておきましょう。
もちろん、使用するホームディレクトリについては、設定で変更することができます。
ホームディレクトリを変更する
デフォルトのホームディレクトリは「C:\Documents and Settings\(ログオンユーザ名)\Application Data\GnuPG」です。
これを任意のディレクトリ (例えば「C:\GnuPG」) に変更する場合は、以下の作業を行なってください。
レジストリの操作には、 Windows が起動しなくなる可能性などの危険が伴います。 万が一の場合に備え、データや設定のバックアップを取るなど、必要な措置を事前に講じておいてください。 何らかのトラブルが発生したとしても、わたしは一切責任を負いません。
- ホームディレクトリを変更したいユーザでログオンしていることを確認してください。
- レジストリエディタ regedit.exe を起動し、 [HKEY_CURRENT_USER] - [Software] キーを開きます。
- [Software] キー以下に [GNU] キーがあれば、それを開いてください。
なければ、以下の作業を行なってください。
- [Software] キー以下に [編集(E)] - [新規(N)] - [キー(K)] で新しいキー「GNU」を作成します。
- さらに [GNU] キー以下に [編集(E)] - [新規(N)] - [キー(K)] で新しいキー「GnuPG」を作成します。
- [GnuPG] キーの中に [編集(E)] - [新規(N)] - [文字列(S)] で、新しい文字列「HomeDir」を作成します。
- 文字列 [HomeDir] の値のデータを編集するために、 [編集(E)] - [変更(M)] で [文字列の編集] ダイアログを開きます。
- [値のデータ(V):] に「C:/GnuPG」を入力し、 [OK] を押下してダイアログを閉じます。 ディレクトリの区切り文字には、「\」(バックスラッシュ)ではなく「/」(スラッシュ)を用いることに注意してください。
- 設定後は「名前が HomeDir , 種類が REG_SZ , データが C:/GnuPG」となっているはずです。
これで、当該ユーザのホームディレクトリが「C:\GnuPG」になります。
出力を日本語化する
出力を日本語化する場合、インストール終了後に以下の作業を行なってください。
レジストリの操作には、 Windows が起動しなくなる可能性などの危険が伴います。 万が一の場合に備え、データや設定のバックアップを取るなど、必要な措置を事前に講じておいてください。 何らかのトラブルが発生したとしても、わたしは一切責任を負いません。
- 出力を日本語化するユーザでログオンしていることを確認してください。
- レジストリエディタ regedit.exe を起動し、 [HKEY_CURRENT_USER] - [Software] キーを開きます。
- [Software] キー以下に [GNU] キーがあれば、それを開いてください。
なければ、以下の作業を行なってください。
- [Software] キー以下に [編集(E)] - [新規(N)] - [キー(K)] で新しいキー「GNU」を作成します。
- さらに [GNU] キー以下に [編集(E)] - [新規(N)] - [キー(K)] で新しいキー「GnuPG」を作成します。
- [GnuPG] キーの中に [編集(E)] - [新規(N)] - [文字列(S)] で、新しい文字列「Lang」を作成します。
- 文字列 [Lang] の値のデータを編集するために、 [編集(E)] - [変更(M)] で [文字列の編集] ダイアログを開きます。
- [値のデータ(V):] に「ja」を入力し、 [OK] を押下してダイアログを閉じます。
- 設定後は「名前が Lang , 種類が REG_SZ , データが ja」となっているはずです。
これで、当該ユーザで日本語のメッセージファイルが有効になります。