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openSUSE 10.1 で無線 LAN アダプタ WLI-U2-KG54 を使う

openSUSE 10.1 をインストールした NEC LaVie MX LX60T/6S1EC で、 BUFFALO AirStation 無線 LAN USB 2.0 用アダプタ WLI-U2-KG54 を使えるようにする手順の覚え書きです。

なお、このコンテンツは、以前 fmemo に記述したものに加筆・修正等を行い、まとめ直したものです。

目次

openSUSE のリポジトリから ndiswrapper, ndiswrapper-kmp-default を入手・インストールする

わたしは yum を利用しているので、

$ sudo yum install ndiswrapper ndiswrapper-kmp-default

としてインストールしました。

ここで注意する必要があるのは、 kernel に対応した ndiswrapper-kmp を明示的に指定する必要があること。 例えば、わたしのように、 kernel が kernel-default ならば、 ndiswrapper-kmp-default を選択することになります。

手元の環境では、単純に ndiswrapper だけを指定して yum install すると、 ndiswrapper-kmp-* をまとめてインストールしようするらしく、依存関係のエラーで ndiswrapper のインストールに失敗してしまいました(^^;

ndiswrapper で BUFFARO 純正 Wireless LAN Driver をインストールする

BUFFARO 純正の Wireless LAN Driver を <http://buffalo.jp/download/driver/lan/wdrv.html> から入手します。

今回、入手したのは wdrv_852.exe です。 このファイルは LHA の自己解凍書庫になっていて、複数のデバイスのドライバが含まれています。

openSUSE 上の LHZ 形式に対応したツールで展開できれば良かったのですが、あいにく手元の環境にはそれがありませんでしたので、別の Windows マシン上で必要なファイルのみ解凍した上で、 USB メモリ経由で ~/tmp 以下にコピーしました。

なお、インストールの際に必要になるのは、書庫中の /wdrv_852/U2KG54/Win2000/ 以下に含まれるファイルです。

$ cd ~/tmp/wdrv_852/U2KG54/Win2000/
$ sudo /usr/sbin/ndiswrapper -i ./netu2kg.inf

正常にインストールされていれば、

$ sudo /usr/sbin/ndiswrapper -l
Installed drivers:
netu2kg         driver installed

と表示されます。 このコマンドを実行する時点で、既に WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿していた場合には、

netu2kg         driver present, hardware present

のような出力メッセージになっているだろうと思います。 インストールを確認できたら、

$ sudo /usr/sbin/ndiswrapper -m

として、 /etc/modprobe.d/ndiswrapper を作成しておきます。

ndiswrapper モジュールを読み込む

$ sudo /sbin/modprobe ndiswrapper
$ /sbin/lsmod | grep ndiswrapper
ndiswrapper           157612  0
usbcore               108804  4 ndiswrapper,usbhid,ohci_hcd

WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿す - ネットワークカードの設定を行う

WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿すと、当該デバイスが自動検出され、ネットワークカードの設定に移行します。 環境に合わせて適切な値を設定してください。 ここで行う設定は、 YaST (コントロールセンター) の [ネットワーク・デバイス] - [ネットワーク・カード] からデバイスを新規追加した場合と同じです。

  1. [ネットワークのセットアップ方法] は [NetworkManager でユーザを制御(U)] を選択する。
  2. [ネットワークカードの環境設定の概要] で、 [追加(A)] する。
  3. [ネットワークカードの手動設定]
    • [ネットワークの環境設定(C)]
      • [デバイスの型(D)] : [無線]
      • [環境設定名(C)] : 「0」
    • [カーネルモジュール(K)]
      • [ハードウェア環境設定名(H)] : 「wlan0」(任意の名称で構わない?)
      • [モジュール名(M)] : 「ndiswrapper」
  4. [ネットワークアドレスの設定] では、設定を変更しない。(デフォルトのまま)
  5. [無線ネットワークカードの環境設定]
    • [管理モード(P)] : [管理]
    • [ネットワーク名(ESSID)(T)] : 「(アクセスポイントの ESSID を指定する)」
    • [認証モード(A)] : [WPA-PSK]
    • [キーの入力タイプ] : [パスフレーズ(P)]
    • [暗号化キー(E)] : 「(アクセスポイントで設定している PSK を指定する)」

マシンの起動時に ndiswrapper モジュールを読み込むようにする

このままでは、システムを再起動すると、手動で ndiswrapper モジュールを読み込むまで(modprobe ndiswrapper するまで) WLI-U2-KG54 は使用できません。 /etc/modprobe.d/ndiswrapper の記述内容を /etc/modprobe.conf.local, /etc/modprobe.conf に書き写しても、マシンを再起動時すると、やはり、手動で ndiswrapper モジュールを読み込まなければいけません。

そのため、マシンの起動時に ndiswrapper モジュールを読み込むようにしたい場合には、 /etc/sysconfig/kernel でその設定を行う必要があります。

# MODULES_LOADED_ON_BOOT=""
MODULES_LOADED_ON_BOOT="ndiswrapper"

設定後、マシンを再起動すると、

$ /sbin/lsmod | grep ndiswrapper
ndiswrapper           157612  0
usbcore               108804  4 ndiswrapper,usbhid,ohci_hcd

のように、 ndiswrapper モジュールが読み込まれるようになります。

システムを再起動する

ログイン後、任意のタイミングで WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿すと、ワイヤレスネットワークの検出が開始されるようになっているはずです。

KNetworkManager からアクセスポイントを選択する

デスクトップ環境に KDE を選択している場合には、画面下部に表示されているパネルに KNetworkManager アプレットが表示されていると思います。 このアイコンをクリックすると、検出されたネットワーク(有線/無線)の一覧が表示されます。

無線 LAN のアクセスポイントが検出されていれば、一覧に「ワイヤレスネットワーク」項目が現れ、検出されたアクセスポイントの ESSID が表示されます。 この中から、アクセスすべきアクセスポイントを選択すると、接続・認証が開始されます。

なお、アクセスポイント側で いわゆるステルスモード を設定していると、子機側でアクセスポイントの ESSID を明示的に指定していたとしても、当該アクセスポイントを発見・利用することができないようです。

情報源/参考情報

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