目次
openSUSE のリポジトリから ndiswrapper, ndiswrapper-kmp-default を入手・インストールする
わたしは yum を利用しているので、
$ sudo yum install ndiswrapper ndiswrapper-kmp-default
としてインストールしました。
ここで注意する必要があるのは、 kernel に対応した ndiswrapper-kmp を明示的に指定する必要があること。 例えば、わたしのように、 kernel が kernel-default ならば、 ndiswrapper-kmp-default を選択することになります。
手元の環境では、単純に ndiswrapper だけを指定して yum install すると、 ndiswrapper-kmp-* をまとめてインストールしようするらしく、依存関係のエラーで ndiswrapper のインストールに失敗してしまいました(^^;
ndiswrapper で BUFFARO 純正 Wireless LAN Driver をインストールする
BUFFARO 純正の Wireless LAN Driver を <http://buffalo.jp/download/driver/lan/wdrv.html> から入手します。
今回、入手したのは wdrv_852.exe です。 このファイルは LHA の自己解凍書庫になっていて、複数のデバイスのドライバが含まれています。
openSUSE 上の LHZ 形式に対応したツールで展開できれば良かったのですが、あいにく手元の環境にはそれがありませんでしたので、別の Windows マシン上で必要なファイルのみ解凍した上で、 USB メモリ経由で ~/tmp 以下にコピーしました。
なお、インストールの際に必要になるのは、書庫中の /wdrv_852/U2KG54/Win2000/ 以下に含まれるファイルです。
$ cd ~/tmp/wdrv_852/U2KG54/Win2000/ $ sudo /usr/sbin/ndiswrapper -i ./netu2kg.inf
正常にインストールされていれば、
$ sudo /usr/sbin/ndiswrapper -l Installed drivers: netu2kg driver installed
と表示されます。 このコマンドを実行する時点で、既に WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿していた場合には、
netu2kg driver present, hardware present
のような出力メッセージになっているだろうと思います。 インストールを確認できたら、
$ sudo /usr/sbin/ndiswrapper -m
として、 /etc/modprobe.d/ndiswrapper を作成しておきます。
ndiswrapper モジュールを読み込む
$ sudo /sbin/modprobe ndiswrapper $ /sbin/lsmod | grep ndiswrapper ndiswrapper 157612 0 usbcore 108804 4 ndiswrapper,usbhid,ohci_hcd
WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿す - ネットワークカードの設定を行う
WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿すと、当該デバイスが自動検出され、ネットワークカードの設定に移行します。 環境に合わせて適切な値を設定してください。 ここで行う設定は、 YaST (コントロールセンター) の [ネットワーク・デバイス] - [ネットワーク・カード] からデバイスを新規追加した場合と同じです。
- [ネットワークのセットアップ方法] は [NetworkManager でユーザを制御(U)] を選択する。
- [ネットワークカードの環境設定の概要] で、 [追加(A)] する。
- [ネットワークカードの手動設定]
- [ネットワークの環境設定(C)]
- [デバイスの型(D)] : [無線]
- [環境設定名(C)] : 「0」
- [カーネルモジュール(K)]
- [ハードウェア環境設定名(H)] : 「wlan0」(任意の名称で構わない?)
- [モジュール名(M)] : 「ndiswrapper」
- [ネットワークの環境設定(C)]
- [ネットワークアドレスの設定] では、設定を変更しない。(デフォルトのまま)
- [無線ネットワークカードの環境設定]
- [管理モード(P)] : [管理]
- [ネットワーク名(ESSID)(T)] : 「(アクセスポイントの ESSID を指定する)」
- [認証モード(A)] : [WPA-PSK]
- [キーの入力タイプ] : [パスフレーズ(P)]
- [暗号化キー(E)] : 「(アクセスポイントで設定している PSK を指定する)」
マシンの起動時に ndiswrapper モジュールを読み込むようにする
このままでは、システムを再起動すると、手動で ndiswrapper モジュールを読み込むまで(modprobe ndiswrapper するまで) WLI-U2-KG54 は使用できません。 /etc/modprobe.d/ndiswrapper の記述内容を /etc/modprobe.conf.local, /etc/modprobe.conf に書き写しても、マシンを再起動時すると、やはり、手動で ndiswrapper モジュールを読み込まなければいけません。
そのため、マシンの起動時に ndiswrapper モジュールを読み込むようにしたい場合には、 /etc/sysconfig/kernel でその設定を行う必要があります。
# MODULES_LOADED_ON_BOOT="" MODULES_LOADED_ON_BOOT="ndiswrapper"
設定後、マシンを再起動すると、
$ /sbin/lsmod | grep ndiswrapper ndiswrapper 157612 0 usbcore 108804 4 ndiswrapper,usbhid,ohci_hcd
のように、 ndiswrapper モジュールが読み込まれるようになります。
システムを再起動する
ログイン後、任意のタイミングで WLI-U2-KG54 を USB ポートに挿すと、ワイヤレスネットワークの検出が開始されるようになっているはずです。
KNetworkManager からアクセスポイントを選択する
デスクトップ環境に KDE を選択している場合には、画面下部に表示されているパネルに KNetworkManager アプレットが表示されていると思います。 このアイコンをクリックすると、検出されたネットワーク(有線/無線)の一覧が表示されます。
無線 LAN のアクセスポイントが検出されていれば、一覧に「ワイヤレスネットワーク」項目が現れ、検出されたアクセスポイントの ESSID が表示されます。 この中から、アクセスすべきアクセスポイントを選択すると、接続・認証が開始されます。
なお、アクセスポイント側で いわゆるステルスモード を設定していると、子機側でアクセスポイントの ESSID を明示的に指定していたとしても、当該アクセスポイントを発見・利用することができないようです。